
HSPって本当にあるの?
HSP診断もしてみたけど、誰にでも当てはまること書いてある気がする。
自分がHSPなのか見分けたいです!
こんな悩みを解決する記事を書きました!
この記事を読むことで、多くの人がHSPに当てはまるという誤解を解き、自分がHSPか見分けることが可能です!
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目次
HSPが誰にでも当てはまると感じる理由

HSPが誰にでも当てはまると感じる理由は次の3つです
- バーナム効果
- 色んな診断がある
- HSPが抽象的で広く判断できる
1つずつ説明していきますね
HSPが誰にでも当てはまると感じる理由①:バーナム効果
HSP診断や説明を読んで「これ自分のことだ。。。」
と思ってしまうのは「バーナム効果」と呼ばれる心理現象が働いているかもしれません
バーナム効果とは「誰にでも当てはまる内容なのに、なぜか自分のことだと強く感じてしまう心の働きのこと」 です
これは上手く使っているのがこんな方々
- 占い師
- TVや雑誌の心理コーナー
- 自己啓発セミナー
例えば
- 「あなたは時々不安を感じやすい面がありますね?」
- 「家と外では態度が違いますよね?」
と言われたらどうでしょう?
多くの人が「確かにそうだ」と思うのではないでしょうか。
HSPの説明にも
- 物事を深く考えがち
- 周りの人の感情に気付きやすい
- 特定の音や光が苦手
といった多くの人に当てはまる内容が含まれています。
そのためHSPの説明をザックリ聞いてしまうと、バーナム効果が働き
「自分もHSPなのではないか?」
「誰にでも当てはまる内容なのでは?」
と感じてしまうのです
HSPが誰にでも当てはまると感じる理由②:色んな診断がある
HSPの診断がたくさん存在することも、HSPが誰にでも当てはまるように感じられる原因の一つです。
実際にネットでHSPについて調べると、色んな診断テストが見つかります。
例えば
質問の難易度
- 質問の数が少ない簡単なもの
- 詳しく状況を想像して答えるもの
質問の回答方式
- 「はい」「いいえ」の回答
- 段階的に回答(1~5とか)
質問の考案者
- HSPの提唱者アーロン博士の診断
- 他の人が独自に考えた診断
こんな感じで世の中には色んな診断が溢れています。
たくさんの診断基準があるということは、それだけ多くの人がHSPに当てはまるということ。
HSPをビジネスに繋げている診断もあるので気を付けてね!
HSPが誰にでも当てはまると感じる理由③HSPが抽象的で広く判断できる
3つめの理由は、HSPの判断基準が抽象的ということ。
例えばHSPは一般的にこんな特徴があると言われています
- 大きな音が苦手
- 人の気持ちに気付きやすい
この特徴も人によってはこんな受け取り方ができます。
例)大きな音が苦手
- 工事現場の音が苦手
- お祭など賑やかな音が苦手
- とりあえず大きな音が苦手
例)人の気持ちに気付きやすい
- 人の感情に気付きやすい人
- 物語の主人公に感情移入しやすい人
- 職場で困っている人にすぐ気づく人
などHSPの特徴は、捉え方によっては多くの人に当てはまってしまいます。
そのため、「HSPって誰にでも当てはまるじゃん」と感じてしまうのです。
結論:HSPは誰にでも当てはまるものではない!

ここまでHSPが誰にでも当てはまる理由を見てきましたが、
結論として、HSPは誰にでも当てはまるような性質ではありません。
その理由が次の2つ
- 脳の作りが違う
- HSPは人口の15%
詳しく見ていきましょう
HSPが誰にでも当てはまらない理由①:脳の作りが違う
HSPが誰にでも当てはまらない理由1つめ。
HSPさんは非HSPと脳の作りが違います
HSPさんの脳は
- 生まれつき脳の神経システムが敏感
- 周りの刺激が入ってきやすい
- 入ってきた刺激を細かく処理する
これは単に、たまに傷つきやすい、少し繊細な所があるといった話ではなく、生まれつき脳の作りが人とは違います。
例えると、多くの人(8割くらい)が標準のセンサーを持って生活しているのに対して、HSPさん(2割くらい)は超高感度のセンサーを持って生活しているようなもの。
普通の人が100m歩いてセンサーが1回反応するのに対して、HSPさんは同じ距離を歩いて5回反応する感じ
何回も反応して立ち止まってたらそりゃ疲れるよね
HSPが誰にでも当てはまらない理由②:HSPは人口の15%
HSPは、人口のおよそ15%から20%の人に当てはまると言われており、これは約5人から6人に1人くらいの割合です。
mitsucari>HSPとは?人口の2割程度存在する繊細な人材を正しく理解しよう
そのため誰にでも当てはまるわけではないことが分かります。
今までの話をまとめると、、、
HSPの特徴は多くの人に当てはまるように感じますが、実はHSPは人口の2割程度。
そして、そもそもの脳の作りが違います。
じゃあ結局HSPってどう見分ければいいの?
こんな疑問を次から解説していきます!
HSPを見分けるポイント

HSPを見分けるポイントは次の3つです
- 信頼できるHSPのチェックリストを使う
- 「DOES」を理解する
- 体験談はあるか?
詳しくみていきましょう!
HSPを見分けるポイント①:信頼できるHSPのチェックリストを活用する
信頼できるHSPのチャックリストを活用しましょう。
ネットでぱっと目に入ったものではなく、HSPの提唱者アーロン博士のHSP診断がおすすめ
全部で27問
「はい」「いいえ」でお答えください
(少しでもあてはまるなら「はい」です)
はい…14個以上 おそらくHSPです
(該当する数が少なくても、よく当てはまるならHSPかも知れません)
HSPを見分けるポイント②:DOESを理解する
HSPを見分けるポイント2つめです。「DOES」を理解しましょう。
「DOES」とは、HSPに当てはまる4つの特徴です。
highly sensitive person
- D:深く考える
- O:刺激を受けやすく疲れやすい
- E:感情の反応が強く、共感力が高い
- S:かすかな刺激にも気づく
アーロン博士(HSPの提唱者)は、この4つ全てに当てはまるのがHSPと定義しています
具体的にはこんな感じです
D:深く考える(Depth of Processing)
- じっくり時間をかけて深く考える
- 色々な可能性や意味を想像
- なぜこうなるのだろう?と物事の理由を知りたい
- 先のことをあれこれ考えがち
- 何かを決める時も、時間がかかる
O:刺激を受けやすく、疲れやすい(Overstimulation)
- 大きな音や強い光
- 大勢の人が集まる場所
- 苦手な刺激を受けるとヘトヘトになる
- たくさんの情報に圧倒される
- やるべきことが一度に押し寄せるとパニック
E:感情の反応が強く、共感力が高い(Emotional Reactivity and Empathy)
- 悲しいニュースを見て辛くなる
- 感情の動きが大きい
- 周りの人の感情を自分のことのように感じ取る
- 物語のキャラに感情移入しやすい
S:かすかな刺激にも気づく(Sensitivity to Subtle Stimuli)
- 人の顔色
- 時計の秒針
- エアコンの音
- 蛍光灯のチラつき
- 服のタグが体に当たる不快感
- 周りの雰囲気の変化
HSPを見分けるポイント③:体験談はある?
HSPを見分けるポイント3つ目。
本やブログで、HSPさんの体験談を読んでみましょう。
他人の体験談を知ることで
自分も同じ体験・感じ方をしたことがある!
普通だと思ってたけどこれってHSPの特徴なんだ!
と新たな発見があります!
本当のことを言うと、ブログより信頼度がある本を読むのがオススメです。
オススメはこの2冊
HSPの提唱者アーロン博士の本
②【HSPチェックリスト付き】鈍感な世界に生きる 敏感な人たち
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【HSP】僕の体験談

物心ついた頃から、毎日が生きにくくて、安心できるのは1人になる時だけでした。
- 人の顔色が気になる
- 些細なことを引きずる
- 気を遣いすぎて帰ったらヘトヘト
こんな感じでめちゃ生き辛くて、、、
そんなとき、本を読んでいると「HSP」という概念を知りました。
HSPの強み、弱みを知ることで
- 「自分は人より疲れやすいから1人の時間を意識的に作ろう」
- 「機嫌が悪い人の側は離れよう」
- 「物事を深く考えるのが得意だからブログを書こう」
こんな風に試行錯誤するうちに段々と生きやすくなってきました!
今は、「当時の僕に教えてあげたかったこと」を意識して記事を発信しています!
HSPが誰にでも当てはまると感じる人に気をつけてほしいこと

HSPが誰にでも当てはまると感じている人に気をつけてもらいたいポイントが次の3つです。
- 自分を責めない
- 無理に周りに合わせない
- 本音で話せる人を見つける
これを意識してめちゃ生きやすくなりました。
ひとつずつ、見ていきましょー!
注意点①:自分を責めない
HSP気質がある自分を責めるのは辞めましょう。
- すぐに疲れる
- 人に気を遣いすぎる
- 1人になりたい
などなど、HSPさんなら当たり前のことです。
だって脳の作りが違うから。
HSPであることは、悪ではありません。
大変なこともあるけど、使い方によっては大きな武器になります!
HSPと上手に付き合って自分らしく生きていきましょう!
注意点②:無理に周りに合わせない
「誰にでも当てはまるから、、、」と我慢して周りに合わせるのはやめましょう
- 苦手な飲み会に参加する
- みんな残業してるから自分も。。。
- 友達の行きたい所に合わせる
- 刺激の多い環境で我慢
こんな無茶を続けると、どこかで必ず限界がきます
僕も我慢して、我慢して活動限界でチーンとなってました。
「我慢して急にダウンするのはやめて!」
「ツラくなったら息抜きしておいで」
結婚当初よく妻からよく言われた言葉です
大切なのは自分の特性を理解すること
自分にあったスタイルを見つけて、自分らしく生きていきましょう!
注意点③:本音で話せる人を見つける
本音で話せる人を見つけましょう
HSPさんは人の感情を察知しやすいので、なにかと気を遣いがち。
でも自分の感情を抑えて人と接していいると、心はどんどん疲れていきます。
そして、もっと悪いのは自分の本音が分からなくなること。
僕も本音を抑えがちだったので
- 何のために生きてるんだろう
- 毎日何か物足りない
- ワクワクすることがない
と生き辛さを経験しました。
本音を出せたら苦労しないよ!
って方は「自己開示」について学んでみるといいかも!
最近読んでおもしろかった本はこちら
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もう読んだ?HSP必読の1冊
HSPでよかったと思える、そんな本
まとめ

今回はHSPは誰にでも当てはまるか?についての記事を書きました。
当てはまる、当てはまらない
いろいろ言ったけど、結局のところ、HSP気質をどう活かしていくのかが大事
自分の特性を知って
- こんな場面は疲れちゃうから避けよう
- 疲れやすいのはHSP気質だから。甘えじゃない!
- こんな仕事だと有利だな!
こんな風に、苦手なことは避けて、得意なことで勝負していくのが大事です!
また、こちらの記事では
HSPさんにオススメの無料で読める本を紹介しています
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